萩原寿夫の個人blog

萩原寿夫が勝手なことを言い続けるブログです。

2012年5月4日、ブログを開設しました。暇な方はおつきあいください。異論反論のコメント大歓迎です。

ひとりごと

原発の再稼働論議について

原発を動かすべきかどうかという議論を見ていると、まともな議論になっていない気がしてならない。

まず、前提条件として、100%の安全はあり得ないことを理解しておく必要があるだろう。どんなに安全対策をしようとも、隕石が落ちて来て原子炉が破壊されるような、数十万年に一度の大規模事故を防ぐまでの安全対策は出来ないだろうし、出来たとしてもコスト的には無理だろう。 

だとしたら、どの辺までの事故リスクが許容範囲であるかという議論になる。

元々、原発の安全対策をする際に、シビアアクシデントの発生確率を計算して対策を行っているはずである。たとえば、外部電源喪失の発生頻度は○○年に1度、非常用発電機の故障発生頻度は○○年に一度といった具合である。これらの数値を基に計算すれば、現在再稼働を考えている原発のシビアアクシデント発生頻度は数値で示せるはずだ。
たとえば、あくまでたとえばの話だが、これまで 大飯原発のシビアアクシデント発生頻度は1000年に一度だったものが、応急対策で10万年に一度になりました。さらに本対策を行えば100万年に一度になりますといった具合である。

数値を基に議論をしようとすると、福島の事故の前は、数万年に一度しか起こらないと言っていたのだから、数値自体が当てにならないという意見も多数あるだろう。しかし、他の方法で議論する方法が果たしてあるのだろうか。福島の事故を基に、数値の精度を高めて、それを基に原発事故のリスクと、稼働のメリットを天秤にかけるしか無いだろう。

もちろん、1億年に1度だろうと、起これば深刻な事故になるのだから、可能性が0でない以上動かすべきでないという意見もあるだろうが、現状の世論を見れば、動かす動かさないの中間で悩んでいる人の数は相当多いはずだ。

「安全になりましたら、地元の理解があれば動かします。」 とか
「今年の夏も節電は大変だから、とにかく動かしてくれ!」 とか
「事故が起こったときうちの県も大変だから、話を聞いてくれ」 とか

ハッキリ言って中身も無ければ、耳を傾ける価値すら無いどうでも良い話である。
具体的な数値を示し、その上でメリットデメリットを国民全体が考える。
その世論をくみ取って意思決定する。
こんなごく当たり前のことが、全く出来ないのは非常に悲しい。

特にマスコミには頑張ってもらいたい。

日本企業のブランド戦略-スマートフォン

よく、これからの時代はブランドが物を言うと言われているが、日本でブランドを真剣に育成しようと考えている企業はどれだけあるのだろうか。
 今日、  サムスン電子が、 GALAXY S IIIを発表した。GALAXYのメインストリームは、およそ一年おきにモデルチェンジをしている。派生機種はあるものの、「今の世代のメインはこれです」とわかるようにしている。
また、言うまでも無いだろうが、Iphoneは同世代における派生機種は無く、容量のバリエーションがあるのみである。

一方日本のスマートフォンを見ていると、ブランドは一応あるといったレベルにしか見えない。同じXperiaでも、中身は全く違うし、少なくとも Xperia を買えば安心という感じは全くない。他のメーカーはもっと酷く、有名なテレビのブランドを適当につけただけのレベルである。

このような状況を、日本企業が悪いと言ってしまえばそこで話は終了だが、もう少し考えると、日本市場では、「新製品」を「数多く」そろえなければならないという大量消費時代の錯覚があるのではないだろうか。現代において、スマホを店頭にいって何となくで機種を選ぶ人は少数派だろう。友人が持っているから、テレビで見たから、ネットで調べたら良さそうだからといった理由で機種を決めている人が大多数だろう。そういった状況では、むやみに新機種を出し、数をそろえたところで、売れる機種が出てくるわけもない。年に1度でもしっかりと作り込んだ製品を出し、その機種のプロモートに全力を注ぐ会社が市場を席巻できるのである。
今の日本の携帯メーカー、キャリアにそんなリスクを負おうと考える人はいないだろうから、並べておけば1機種が失敗してもリスクは低いといった程度の発想だろう。

現代は、売上数千億、数兆円の企業が1機種に1年かけて全力投球をしなければ、市場でシェアをとれない、そいう時代であることを、経営陣が認識しなければいけない。

萩原寿夫とは?
アロハ情報システムの社長。
部長とカメラという旅番組の企画者、部長。
ネット上の旅番組の紹介をしたり、 Twitterで適当なことを言っていたりします。
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主に部長とカメラの動画についてつぶやくTwitterアカウントです。
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萩原 寿夫

有限会社アロハ情報システムの社長です。
部長とカメラという旅番組の企画者です。

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