そういうわけで、とりあえず部長とカメラグッズの販売サイトを作ろうと思ったわけですが、実際にやり始めて見ると、思いのほか面倒だった。
まず、販売するものを決めて作らなければならない。いくらグッズ販売といっても、いつも欲しいといわれているプルーレイがなければ販売サイトとして成り立たないだろう。グッズにしても、ステッカーだけというのは、寂しいきがする。ただ、グッズ関連は比較的原価が高いので、むやみに作れば大赤字になる可能性もある。いろいろ考えたが、まずはBD化を真剣に進めていくという姿勢を示すために、「部長とカメラBlu-ray全集」と名付けて、とりあえずアメリカ全州制覇の旅2007からBDの制作を始めることにした。グッズについては、自分がとりあえず欲しいと思うTシャツを作ることにした。まあ、売れなくても知人に配れば自分的に納得できるという意味合いもある。
次にどのような販売サイトを作るかということである。雑に適当なサイトでも良いかと思ったが、今後も使い続ける事を考えて、実際にアロハ情報システムで使った実績のあるEC-CUBEを採用することにした。うちの会社で実績はあっても私自身が作ったことがあるわけではない。完全な私の趣味に周りの人を無理矢理巻き込むわけにはいかないので、今回は全部自分でやることにした。タイトルロゴはデザイナーさんにお願いしたが、それ以外は完全に私一人で作ったものである。雑な部分も多くプロの仕事しては微妙かもしれないが、まあとりあえずよしとしておこう。
実際に販売サイトを構築するのは、さほど大変では無かったが、一番時間がかかったのは商品の説明文作成・写真作成、そしてその登録や、メールの返信文の作成といった、ショップの運営に関わる部分の構築である。
今更ながら、ショッピングサイトを構築・運営するのは総合力が必要だと思い知らされた。
最後に問題として残ったのはプライシングである。グッズについては、参考となるほかのグッズ関連を見て、それと同等の水準とした。グッズは、最終的に赤字にならなければ良いという発想なので、常識的に買ってもらえる価格の範囲に収まるように調整したつもりだ。BDの価格については最後の最後まで悩むことになった。ある意味大事な商品なので、安すぎてもいけないし、高すぎて欲しい人が買えない値段になってもいけない。しかもBDでのこのようなコンテンツの販売はほとんど過去の事例が見つからなかったため、迷ったあげく仕方なくFacebookで皆さんに聞いて価格を決定することにした。最終的な価格3380円は、DVDとほぼ同じ価格でかつ送料や手数料を含めても4000円以内に収まるというところからきた数値である。
結論としてできあがったのが、現在の「部長とカメラオフィシャルショップ(仮店舗)」である。発送は週に2~3回程度しか行えないし、クレジットカード決済はPaypalのみ、発送方法はお客様が選択できないなど、私的にいろいろな不満点を抱えているため、名称に「仮店舗」をつけることにした。将来的に販売量がふえて、こういった課題が解決できるようになるの期待している今日この頃である。
PS.最後に宣伝。販売サイトの構築だけなら案外簡単なので、自分で販売サイトを持ちたい人は声をかけてくれれば、協力できるかも。こんな程度のもので良ければ、かなり安く作れますよ。あ、もちろん本格的な販売サイトも作れますので、アロハ情報システムに是非。