選挙が近いので、ちょっとそれに関連したことを。

日頃から思っていることだが、日本人の政治に対するお客様感覚は異常と言えるレベルにあると思う。
マスコミは政策から政治家個人の能力、行動に至るまで、ほとんど感情論で非難したり小馬鹿にしたりを繰り返している。
難しい漢字が読めるかや、夕食に何を食べたかなど、本来どうでも良いはずだ。

政治はただの見世物ではない。
政治家に文句を言って、ダメ出しし続ければ、国家の損失となり、結局国民全体の損失となるのである。

現実は、厳しい。
これからはこれまで以上に個人や企業が頑張っても現状維持がやっとだろう。もし今の生活を変えたくないのであれば、1人がこれまでの2倍3倍稼ぐ方法を考えて実行しなければならない。
誰が首相をやろうが、誰が事務次官をやろうが、これは避けがたい事実だ。

「何となくのイメージや、政策決定に関係の無い事項を極力排除し、現時的な選択肢を考える。」
それが有権者の責務であろう。