あえて私が書く必要が無いことかもしれませんが、鉄道に関してほとんど興味の無い私が感想を書いてみるのも良いかと思ったので、素人意見として見て頂ければとおもいます。
 
 大阪東京間の移動手段で変わったのが無いかとおもい、ふと思いついたのが寝台列車。これまでに一度も乗ったことが無く、個室の寝台はどんな感じなんだろうと気になったので、乗車1週間前に切符を購入し、乗ってみることにしました。サンライズそのものについては、鉄道に詳しい方がたくさん記事を書いていると思うので、そちらを参考にしてください。

 購入した席は、B寝台のシングル。サンライズでは一番数の多い席です。乗ってみて一番最初の印象は、思ったよりも狭いことでした。ほぼベッド=部屋といった感じです。天井の高さもベッドの上に立つとかなり頭を下げなければいけない感じで、あまり広くはなく、着替えは若干窮屈する感じです。足下付近に小さなテーブル&コンセントがあるので、小さめのノートPCを広げることはできます。ただ、入ってしまえば意外に快適。遮音もしっかりしていて、電車としてはかなり静かです。寝ることの妨げにはまずならないと思います。
 
 室内の電気を消して、窓から夜の景色を眺めると、これまでに経験したことの無い何とも贅沢というか変わった感じになりました。かなり疲れていたので、割とすぐに寝てしまいましたが、時間と体力に余裕があれば、一晩中見ていても飽きないと思います。

 朝、下車するときに気づいたのですが、子供連れの家族や、女性が多いことに驚きました。

 値段が新幹線に比べても大分高いため、時間にもお金にも余裕があるときでないと利用することは無いかもしれませんが、いつかまた乗りたいと強く思う乗り物でした。山陰に行くときは、寝台列車+レンタカーの旅というのも一つの手段かもしれません。