萩原寿夫の個人blog

萩原寿夫が勝手なことを言い続けるブログです。

2012年5月4日、ブログを開設しました。暇な方はおつきあいください。異論反論のコメント大歓迎です。

LCCのジェットスターに乗って、成田から関空に行ってみた。

 最近国内線の就航が相次いでいるLCC、気になったので、部長とカメラの大阪OFFに行くのに乗ってみました。

 まず、航空券の購入。基本的に公式サイトで購入します。が、購入サイトの使い勝手はいまいち、色々と調べながら購入するまでに4回程、エラー画面を見ました。購入時に気になったのが価格。預け入れ荷物の費用や、座席指定費用が発生するのは良いとして、予約費として200円かかるのが、ちょっとイラっとしました。また、購入のメールがgmailでスパム分類されてしまうのも、まだまだメジャーで無いかんじがします。他にも通常の航空会社と条件が違う点がいくつかありますが、それはあちこちで語られているので割愛します。

 次に空港、ジェットスターは、成田の第2ターミナルにあるのですが、荷物の預け入れは、なんと屋外。ターミナルの端に工事現場の様な場所があり、そこで預け入れをします。そして、セキュリティを通って搭乗ゲートに向かいますが、セキュリティがかなり混雑していました。これはLCCでなく成田空港の問題ですが、ここ最近の便数の増加に対応しきれていない感じです。通過に10分以上かかりました。国際線なら時間に余裕をもって行動するので問題にならない時間ですが、LCCの場合は時間にシビアなので、若干不安です。いよいよ搭乗。バスで飛行機まで向かうのですが、その前にトラブル発生、搭乗をチェックするシステムがダウンし、20分程度搭乗がストップしてしまいました。結局約30分遅れで離陸。

 機内は思っていたほど狭くは無く、国内線であれば十分な広さを確保していると思います。さすがに5時間越えは厳しいでしょうが、2時間程度なら何の不満もありません。飲み物や食事等はすべて有料。350mlのコーラが200円、サンドイッチが350円と若干高めではありますが、気が向いたら頼んでも悪くは無い価格です。私は試しにサンドイッチをたのんでみましたが、タイの製品でちょっと変わった味がしました。
 
 機長や、客室スタッフは全員日本人。機長は外国人を使ってコストを下げていると思い込んでいたので、ちょっと意外でした。

 全体のしての感想ですが、当初のイメージと異なり、システマティックに淡々と作業をすることでコストを下げているわけではなく、システムの作りはかなりいい加減で、現場にいる若い人たちが頑張ることで何とか飛ばしている感じの飛行機でした。あまり合理的では無い感じですが、印象は悪くありません。値段も早めに予約すればかなり安く、空港までの移動費用を考えなければ、通常価格の深夜バスとも張り合えます。次回以降も時間に余裕があれば利用しても良いと思います。

千葉から大阪の行き方

部長とカメラのOFF会に行くために交通手段を考えてみた。
普段、大阪へは車で移動するわけですが、今回は公共交通機関をつかって、大阪駅まで行きたいと思います。
思いついた交通手段は4つ。料金とその他諸々の状況を勘案してどれが良いか決めたいと思います。
1.新幹線
 あまりにも一般的。金額は指定席で14050円+230円。
 かかる時間は3時間半くらい。まあ、一番ベストな選択だけど、正直おもしろく無いような。
 値段も高い方だし、最後の選択肢として頼ることはあっても、乗りすぎている感があるので、あとまわし。

2.高速バス
 昼のバスは比較的安い。金額は6000円+230円
 かかる時間は、10時間くらい。さらに場合に寄っては遅延も考えなければならない。
 安くて、席は確保されているけど、成田ーロスと同じ時間かかるのは納得いかない。
 その日の夜に用事が無ければ乗ってみるのも一興だけど、今回9時間は・・・

3.羽田から飛行機
 新幹線の3時間が嫌な人に人気の選択肢。金額は770+14170+420=15360円
  夕方着の便は意外に高い、時間は飛行機1時間ちょっと+電車移動+乗り換えで3時間くらい。
 以外に高いのと乗り換えが面倒。もう2000円くらい安ければ普通に使うかも。
 
4.成田から飛行機(LCCのジェットスター)
 2012年7月に就航した路線。金額は1330円+8790+1160=11280円 受託手荷物1個含む
 早く予約すればもっと安いらしい。時間は飛行機1時間20分+それ以外に4時間弱くらい。
 おもしろそうだけど、成田、関空、両方ともアクセスが悪いのでかなり大変。

さて、どれで行くかはこれから考えるか・・・
安さが際立つバスか、LCCかなー。妥協して新幹線という手もあるけど。

ちなみに帰りは、サンライズ出雲のシングルを予約。
初めての寝台列車。

スーパーハイビジョンを見てきた

昨日、秋葉原でスーパーハイビジョンのパブリックビューイングをやっていたので、仕事の合間に立ち寄ってみた。
 http://www.nhk.or.jp/shv/akihabara.html 

スーパーハイビジョンは簡単に言うと、ハイビジョンを縦横共に4倍高精細にした映像のこと。情報量としておよそハイビジョンの16倍になる。

視聴した内容は、ロンドンオリンピックの開会式。あとで担当者に質問してきいてみたが、上映に使っている映像は、300MbpsのH.264であるとのこと。
300インチの画面で見ても、ブロックノイズや画素の荒さは全く気にならない。暗部のノイズも思ったよりも少なく、多少映像が甘くなる程度だ。むしろ、レンズの収差によるものと思われる周辺の甘さが目立つ。
会場にいる人一人一人の動きが見え、しばらく見続けていると自分が開会式の会場にいるのではないかという錯覚を覚えるレベルだ。300インチではもったいなく、出来ればもっと大きな画面で見てみたかった。ちなみに渋谷に行けば、520インチで見られるらしい。

ただ、ちょっと考えてみると、3300万という画素数は、デジタルカメラではD800等がすでに超えている画素数だし、300Mというビットレートも、JVCの4Kカメラの倍程度でしかない。ちょっと頑張れば、いますぐにでもハイアマチュア向けの機材として登場して来そうなレベルである。

部長とカメラは、次回作は4K制作だが、実際にニコニコ動画に公開しているのは1Kだ。インターネットの動画もせめて普通のハイビジョンが楽に扱えるようにならないかと思う今日この頃。

NAS4Freeを使ってみた。

動画を扱っているとどうしても行き当たるのが、ストレージの問題。
今まで、ESATAでHDDを大量に接続したり、WindowsHome Serverをためしたり色々やってきたが、今回友人からNAS4Freeを勧められたのでためしてみることにした。

NAS4Freeは簡単に言えば 、普通のパソコンで簡単にNASを構築するためのOS。
USBメモリにインストールして、PCにつなげているHDDをネットワークで共有することが出来る。
他に有名なものとして、FreeNAS等があるのだが、このNAS4FreeはFreeNASから分派したプロジェクトで、より高機能でより新しいFreeBSD9をベースにしているとの事。

まず、うまくいかなかったのはセットアップ。ダウンロードページから最新版のembeddedイメージを落として、USBメモリに書き込んだが、何故かうまく起動しない。仕方がないので、isoイメージをCDに焼きそこから起動してインストールした。どうやら embeddedはアップデート用に用いるらしい。

起動すると、つなげてあるハードディス9台を難なく認識した。チップセットのSB850、PCIに挿してある SiliconImage Sil3114ともに何の問題もなく認識しているのには少し驚いた。

早速、ZFSを用いてRAID-Zを構築、8TBの巨大なストレージができあがった。SMBを有効にしてwindows機からアクセス出来ることを確認。早速動画データのバックアップを開始した。

ところが、500GB程コピーしたところで、kernel panicでOSが停止。色々調べて見ると、どうやらzfsがカーネルのメモリを占拠して panic が発生するらしい事が書いてあるサイトが何カ所かあった。
ここのサイトを参考にして、以下の設定を cf/boot/loader.conf に追記。

vm.kmem_size_max=”1400M”
vm.kmem_size=”1400M”
vfs.zfs.arc_max=”350M”

搭載メモリが余り物の2Gなので、大分少なめの設定だ。
これで、問題は解決した。さすがに使用メモリを制限したので速度は低下したが、それでも60Mbyte/secは出ている。 十分な速度だ。おそらく4Gにして上記の数値を2倍にすればさらに速度アップするのだろう。

現在までに、約4TBのデータをコピーしたが問題は生じていない。 今回はバックアップ用のサーバー構築だったが、しばらく運用して問題が無さそうなら、メインのストレージとして構築する予定。それまでに4Tのハードディスク安くならないかな。

8/4追記
8TB近くのデータをコピーしたら、著しくレスポンスが悪くなった。仕方がないので、64bit版をインストールし直し、8Gのメモリを搭載した。  loader.conf は以下の様に書き換えた。
vm.kmem_size_max="5600M"
vm.kmem_size="5600M"
vfs.zfs.arc_max="1400M"
それ以降、問題は発生していない。
ちなみに32bit版の設定をバックアップ、64bit版でリストアの手順で、環境の引き継ぎは全く問題なかった。


正しい意味のでのコミュニケーション力とは

近年、コミュニケーション力が落ちたとか、コミュニケーション力が重要とかよく耳にするが、本当に必要なコミュニケーション力とは何かを考えてみた。

一般的にコミュニケーション力として言われるのは、相手に分かりやすく物事を伝えたり、その場の空気を読んで適切に振る舞ったりすることではないだろうか。

しかし、私が考えるコミュニケーション力で最も重要な物は、ディスカッション-議論する力であると私は考える。

一人一人の考えうる範囲には自ずと限界がある。たとえば、ちょっとしたイベント(十数人規模の飲み会や、旅行等を想像してもらえればわかりやすいと思う) を企画するだけでも、何か準備漏れがあったり、大事な事を忘れてしまうことはよくある話だろう。ちょっとしたイベントでも忘れることが起こるのだから、これが、大規模なプロジェクトとなったらより多くの事が忘れ去られることは明白だ。 

そんなとき、自分の計画を別の人に話して、チェックしてもらったらどうだろう。おそらく忘れることは激減するに違いない。  また、複数人数で議論をしている間にだれも気づかなかった問題に新たに気づくこともあるだろう。

ただ、こういった議論には多くの前提が必要となる。議論する者同士が、目的を明確に理解し、それを達成するために自ら主体性を持って考える必要がある。 そうしなければ、ただの口論になってしまったり、相手を打ち負かし、自分の主張を言い続けるだけの実りの無いものとなってしまう。目的を見失ってしまっては、議論が明後日の方向に行ってしまうだろう。また、 基本的な考えを相手に伝える能力が無ければ、議論の入り口にすら立てないのも明白だ。

このように正しい議論-ディスカッションを行うためには意思を伝える力と、思考力が要求される。つまり多くの基礎的な能力の上に成り立つものだ。

今の日本には、このような建設的な議論すら嫌う風潮が少なからずあるように思う。もちろんただ批判をしたり、相手を苦しめる悪意のある発言は否定されるべきだが、すべての議論が嫌われてしまうのは、物事を創造する上で大きなマイナスとなるだろう。大変残念な事だ。

私の仕事にかかわる人の条件として、「私と建設的な議論が 出来る人」というのを、非常に重要視している。もちろんすべての人がそうである必要は無いが、担当分野の責任者には必要な能力であると思う。システム開発という仕事は、いかにミスを無くすかという仕事でもある。そういったミスをディスカッションを通じて最小限に抑えることが、結果的に無駄を省き、よりよいシステム開発につながるのである。

そうそう、カメラマンの木川氏とはいつも「部長とカメラ」について建設的な 議論をしていますよ。あまりかみ合いませんが・・・
萩原寿夫とは?
アロハ情報システムの社長。
部長とカメラという旅番組の企画者、部長。
ネット上の旅番組の紹介をしたり、 Twitterで適当なことを言っていたりします。
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主に部長とカメラの動画についてつぶやくTwitterアカウントです。
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萩原 寿夫

有限会社アロハ情報システムの社長です。
部長とカメラという旅番組の企画者です。

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