萩原寿夫の個人blog

萩原寿夫が勝手なことを言い続けるブログです。

2012年5月4日、ブログを開設しました。暇な方はおつきあいください。異論反論のコメント大歓迎です。

つかってみた

NAS4Freeを使ってみた。

動画を扱っているとどうしても行き当たるのが、ストレージの問題。
今まで、ESATAでHDDを大量に接続したり、WindowsHome Serverをためしたり色々やってきたが、今回友人からNAS4Freeを勧められたのでためしてみることにした。

NAS4Freeは簡単に言えば 、普通のパソコンで簡単にNASを構築するためのOS。
USBメモリにインストールして、PCにつなげているHDDをネットワークで共有することが出来る。
他に有名なものとして、FreeNAS等があるのだが、このNAS4FreeはFreeNASから分派したプロジェクトで、より高機能でより新しいFreeBSD9をベースにしているとの事。

まず、うまくいかなかったのはセットアップ。ダウンロードページから最新版のembeddedイメージを落として、USBメモリに書き込んだが、何故かうまく起動しない。仕方がないので、isoイメージをCDに焼きそこから起動してインストールした。どうやら embeddedはアップデート用に用いるらしい。

起動すると、つなげてあるハードディス9台を難なく認識した。チップセットのSB850、PCIに挿してある SiliconImage Sil3114ともに何の問題もなく認識しているのには少し驚いた。

早速、ZFSを用いてRAID-Zを構築、8TBの巨大なストレージができあがった。SMBを有効にしてwindows機からアクセス出来ることを確認。早速動画データのバックアップを開始した。

ところが、500GB程コピーしたところで、kernel panicでOSが停止。色々調べて見ると、どうやらzfsがカーネルのメモリを占拠して panic が発生するらしい事が書いてあるサイトが何カ所かあった。
ここのサイトを参考にして、以下の設定を cf/boot/loader.conf に追記。

vm.kmem_size_max=”1400M”
vm.kmem_size=”1400M”
vfs.zfs.arc_max=”350M”

搭載メモリが余り物の2Gなので、大分少なめの設定だ。
これで、問題は解決した。さすがに使用メモリを制限したので速度は低下したが、それでも60Mbyte/secは出ている。 十分な速度だ。おそらく4Gにして上記の数値を2倍にすればさらに速度アップするのだろう。

現在までに、約4TBのデータをコピーしたが問題は生じていない。 今回はバックアップ用のサーバー構築だったが、しばらく運用して問題が無さそうなら、メインのストレージとして構築する予定。それまでに4Tのハードディスク安くならないかな。

8/4追記
8TB近くのデータをコピーしたら、著しくレスポンスが悪くなった。仕方がないので、64bit版をインストールし直し、8Gのメモリを搭載した。  loader.conf は以下の様に書き換えた。
vm.kmem_size_max="5600M"
vm.kmem_size="5600M"
vfs.zfs.arc_max="1400M"
それ以降、問題は発生していない。
ちなみに32bit版の設定をバックアップ、64bit版でリストアの手順で、環境の引き継ぎは全く問題なかった。


メルセデスペンツ Aシリーズ 180 CDI

今回の旅で、今までとは違ったクルマを借りたので、簡単に使用感を残しておきたいと思う。

レンタカーでたまたま割り当てられた車種なので、諸元等の詳しい情報は無い。また、日本には存在しないタイプである。そのため参考程度に見て頂ければとおもう。

車種はメルセデスのAクラス、エンジンは1.8のコモンレールディーゼルである。
IMG_2824s

まずはエンジンのフィーリング、コモンレールと聞いて静かなエンジンを期待していたが、大きく裏切られた。 エンジンをかけた瞬間にディーゼルとわかるエンジンノイズが飛び込んで来る。さすがに振動は少なめ、黒煙も全く見受けられないが、音はディーゼルそのものである。パワーはディーゼル独特のトルク感があり悪くは無いが、出足はかなり踏み込んでもよくない。吹け上がりの悪さは致命的だ。

次にハンドリング、足回りだが、この辺はさすがに欧州車と言った感じ、堅めのチューニングでしっかりと路面をとらえている感じがする。かといって乗り心地に不快感も無く、運転は楽しく快適だ。高速の安定性もクラスにしては十分だろう。これには低扁平のタイヤが大きく貢献していると思う。
IMG_2829s


他の装備に目を向けると、雨滴関知ワイパーや、オートライト等、このクラスにしては珍しい装備がある。ただ、内装のくみ上げ精度やパーツの質感は日本車には及ばない。

欧州車を感じながら走るにはよいかもしれないが、日本での価格を考えると、ブランド以外に価値を見いだすのは難しい感じだ。私なら、スカイアクティブのデミオかアクセラを買う。

テレコムスクエアの海外モバイルルーター

 ニコニコ動画で、私たちと同じように旅動画をアップしているkotochanが働いている会社、「テレコムスクエア」さんから、今回の撮影にあわせて、モバイルルーターをお借りすることが出来たので、実際に使った国名はあかせないが、簡単にレビューをしてみたいと思う。

これまでも海外に行く際、モバイルルーターを借りるべきか何度が迷ったことがあるのだが、「1日千円超は少し高い気がする」「ホテルに行けばwifiあるし」と考え、二の足を踏んでいた。
今回、出発前にその国のホテルの事情がわからなかった事もあり、モバイルルーターを持って行こうと思って、kotochanに相談したところ、特別に無料でお貸し頂けるとのことで、渡りに船と思い、ご厚意に甘えることにした。

パッケージはシンプル。ルータ本体と、100-240v対応のACアダプタ、コンセントの変換アダプタ、簡易マニュアルがコンパクトにまとめられている。
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実際に私たちが、どのように使ったか簡単にまとめてみたいと思う。
移動中レンタカーの車内では、DC-ACの変換をして100Vのコンセントを用意しているため、そこに繋ぎっぱなしとし、車内をwifiスポット化した。ちょっと調べ物や、メールを確認したい場合はスマートフォンを利用し、本格的に情報を収集したい場合はノートPCを立ち上げて確認をした。今回目的地がわからない場面が何度かあり、その際は大変重宝した。
また、クルマを停めて外を歩く場合は、ルターとスマートフォンを持ち出し、googole mapを用いて周辺の地図を確認しながら、目的地を確認した。込み入った場所を歩く場合は非常に便利だ。
そして、ホテルでは、そのまま電源につなぎ、室内をwifiスポット化した。大半のホテルに無料のwifiは存在するのだが、大体セキュリティーがかかっており、パスワードはフロントできかなければならないし、場合によっては不具合でつながらないときもある。このルータを使用すれば、ホテル毎に設定をする必要もなく、すぐにつながるので、ストレス無く作業をすることが出来た。

気になる電波状況だが、私たちが行った国では、街中はほぼ問題無くつながり、郊外は場所によりまちまちだったが、概ね問題無くつながる印象だ。国中をレンタカーで移動したが、宿泊した9カ所のホテルのうち、電波が入らなかったのは、山間の1カ所だけだった。クルマで移動中も大体の場所で使えるが、時々使えない箇所があるため、しばらく移動して電波があることを確認して利用する場合も何度かあった。エリアについてはおおよそ日本のソフトバンクの感覚でいれば間違い無いだろうと感じた。なお、電波の有無については本体のLEDで簡単に確認ができる。

wifiの相性問題は今回使用したPC3台、スマートフォン4台では全く生じなかった。

問題点としては、マニュアルが必要最低限となっているため、内容に物足りなさを感じた。たとえば、長時間電源を入れた状態で、通信が無いと自動的に節電モードになるらしいのだが、その復帰方法がわからず、再起動を行うことが何度かあった。ルーターの再起動は1分近くかかるので、若干の煩わしさを感じた。
まあ、この辺は24時間対応のコールセンターがあるので、そちらに問い合わせれば解決したかもしれないが、海外から電話かけるのは、費用的にも気になるので、簡易マニュアルの他に問い合わせが多い内容については、FAQを用意してほしいと感じた。

最後に総評だが、一度使ったら手放せなくなるアイテムだと思う。1日千円超は軽くは無い負担だが、2人で費用を分担すれば数百円になる。これならば持って行かない理由はない。

ぐんまのやぼう

最近ツイッターのタイムラインでよく見かける、ぐんまのやぼうというiphone用のゲームをためしてみた。

最初は、「こんなゲームをやっているのを見られたら恥ずかしいな」と思いながらも、好奇心をそそられて落として見ただけなのだが、 やって見たら、レベルの高さに驚いた。

ゲームの基本システムは、群馬県内の特産品を収穫し、それによって得られるポイント(GUNMA) をつかって、各県を制圧していくという、単純な内容。
しかし、驚くのはそこではなくて、 GUNMA を稼ぐために実装されているミニゲーム、まだ、ぐんまはんだんという群馬の市町村の形あわせるゲームしかやっていないが、群馬県の各市の形を自然と覚えてしまう恐ろしいゲームである。

とりあえず、無料で遊べて、そこそこ時間つぶしにもなると思うので、iphone持っている人は遊んで見ると良いと思います。

あ、そうそう、最後に自分の動画の宣伝を。
部長とカメラ47都道府県完全制覇の旅 群馬 横断編 よろしくお願い申し上げます。

Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

私は、大学まで写真部に所属していた事もあり、よく一眼レフで写真をとる。
つい先日も大学時代の友人と桜を撮りに、長野の上田まで行ってきた。

その友人から拝借して使ったのが

EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

である。

最初はハイブリッドISには興味があるけど、マクロレンズは・・・
と思っていたのだが、使ってみると全くイメージとは違った。 
スペック云々、描画云々はプロの方々がレビューしているので私が各意味も無いと思うので割愛するが、
端的に言えば、写真を撮りたくなるすばらしいレンズである。

世の中には写りは良くとも、使いたくないレンズという物がある。 ビデオカメラも含めてだが、撮影機材で大事なのは撮る気を削がないことである。理想的には撮る気を起こさせる機材なのだろうが、そこまでの物はなかなか無い。 しかしこのレンズは違う。100mmという焦点距離はお世辞にも使いやすい物ではないが、何故かこのレンズは、シャッターを切りたくなるのである。何というかファインダーをのぞくと、そのシーンを切り取りたい衝動に駆られると行ったら良いのだろうか。

こんなレンズに出会ったのは、 本当に久しぶりだ。
不思議なことに、このレンズは、5Dmk2、60、5(銀塩)どれにつけても案外しっかり来るのだ。

自分で買うにはちょっと高いレンズだが、今ほしい一本である。


あえて、マクロレンズっぽく無い写真を選んでみた。
解放で周辺光量不足が酷いけど、それもまた良い。

IMG_9206



http://cweb.canon.jp/ef/lineup/macro/ef100-f28l/index.html
 


萩原寿夫とは?
アロハ情報システムの社長。
部長とカメラという旅番組の企画者、部長。
ネット上の旅番組の紹介をしたり、 Twitterで適当なことを言っていたりします。
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主に部長とカメラの動画についてつぶやくTwitterアカウントです。
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萩原 寿夫

有限会社アロハ情報システムの社長です。
部長とカメラという旅番組の企画者です。

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